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オメガオーバーホール先、どこがいいのかよくわからないという時におすすめできるお店を紹介しています。
メンテナンスは大事だと聞いてはいるものの、実際に時期が近づいてくると「もう少し大丈夫かな?」と自分に言い聞かせつつ、ごまかしごまかし使ってしまうことも多いと思いますが、後悔するのでやめた方がいいです。
特に、梅雨から暑い夏にかけて毎日つけていた場合、水濡れに気を付けていても体温や汗で時計の中に湿気が入ってしまうからです。

こればかりは時計をつけている以上避けられないことで、オメガスピードマスターなどのクロノグラフはなおさら、そのまま何年も放置すると消耗品の交換だけでなくパーツ交換が必要になるなど結果的に高額な修理代がかかることになります。
そうなる前に正規サービス、または評判の良い全国対応の修理店にメンテナンスを依頼しましょう。
定期的なメンテナンスは時計の寿命を延ばしますし、汚れや傷による見た目の劣化を防ぐきっかけにもなります。
修理店の中には地域のお店、全国対応のお店がありますが、この記事では全国対応のお店やメンテナンス内容をご紹介しますので記事をご覧下さい。
オメガオーバーホール全国対応のおすすめ修理店6選

ご紹介するお店は全て全国対応です。
全国から時計を受け取り、修理し、完了後に配送まで行ってくれます。
店舗に行く時間がなかったり、近くに評判の良いお店がない場合にはとても助かるので、ぜひチェックしてください。
ALLU WATCH REPAIR(アリューウォッチリペアー)
ALLU WATCH REPAIR(アリュー ウォッチリペア)は、旧時計修理工房なんぼや(なんぼやの時計修理部門)が社名変更したバリュエンスグループの会社です。
オーバーホールの見積もりは、全国各地にある「なんぼや」店舗内にあるALLU WATCH REPAIRに持ち込むか、または郵送で時計を送って依頼することができます。
近くになんぼやがあるという人も多いと思いますが、なんぼや店舗の口コミを見ている限り、郵送の方が待ち時間などもなく時間を効率的に使える気がするので、郵送での依頼をおすすめします。
全国どこからでも無料の見積もりに対応!
特殊なケースを除き、送料無料
ALLU WATCH REPAIRの料金体系
ALLU WATCH REPAIRの料金体系は、
- スタンダード:ロレックス、オメガ、エルメスなど
- プレミアム:パネライ、フランクミュラー、ジャガー・ルクルトなど
- ラグジュアリー:オーデマピゲ、パテックフィリップなど
に分かれており、下記はオメガのスタンダードの料金体系になります。
概算の費用として以下のテーブルが公開されいて、オーバーホールで21,000円~、59,000円(税込み)の範囲になっています。
| 時計の種類 | オーバーホール(税込み) | オーバーホールと外装仕上げ |
| クオーツ(クロノグラフ以外) | 21,000円 | 31,000円(新品仕上げ) 25,000円(ライトポリッシュ) |
| クオーツ(クロノグラフ) | 31,000円 | 41,000円(新品仕上げ) 35,000円(ライトポリッシュ) |
| 機械式 2針/3針 (自動巻き、手巻き) | 29,000円 | 39,000円(新品仕上げ) 33,000円(ライトポリッシュ) |
| コーアクシャル cal.2500系 | 39,000円 | 49,000円(新品仕上げ) 43,000円(ライトポリッシュ) |
| コーアクシャル cal.8500系 | 49,000円 | 59,000円(新品仕上げ) 53,000円(ライトポリッシュ) |
| コーアクシャル クロノグラフ | 59,000円 | 69,000円(新品仕上げ) 63,000円(ライトポリッシュ) |
| アンティーク(~1970年) | 上記+10,000円 | 要見積もり、相談 |
部品交換が必要な場合は別途見積もりの際に案内があります。部品流通量が少ない限定生産モデルや製造終了から期間が経過しているモデルは、消耗品に加え部品交換の必要が出てくることが多いです。
オメガのコーアクシャルムーブメント、アンティークモデルや貴金属使用のモデルでは、追加料金込みの値段も公開されています。見積もりの時にもよく確認した方がいいでしょう。
オメガ公式の修理サービスの価格は部品交換なしで以下のテーブルになっているので、比べてみると安いと言えそうです。ただし、時計は1本ずつ状態が違うので、最終的には見積もりを取って比べることをおすすめします。
ALLU WATCH REPAIRの評判・口コミ
ALLU WATCH REPAIRの評判はかなりいいです。
実際に依頼した仕上がりもとても満足できる状態でしたので、「安すぎず高すぎない、でもハイクオリティーな仕上がり」を求めるなら非常におすすめです。
- 見た目もピカピカに磨いてくれて40年近く前の本来の姿になった
- 早いし安いし接客丁寧
- 連休挟んだのに早くて驚き
- この仕上がりでこの値段はいい感じ
関連記事で口コミ評判や仕上がりについて紹介していますので、あわせてご覧下さい。


WATCH COMPANY(ウォッチカンパニー)
WATCH COMPANYは、ロレックスやオメガに限らず、個人・法人から年間30,000本以上の時計修理を請け負っているため、幅広いメーカーの腕時計を修理している実績があります。
修理本数の多さは修理したことがある時計が多く、修理ができる時計の範囲が広いということとイコールなので、任せる時でも割と安心できます。
店舗は東京、横浜、名古屋、大阪にしかありませんが、WEB申し込みで全国からの依頼も可能になっています。
WATCH COMPANYの料金体系
概算の基本料金として以下のテーブルが公開されいて、オーバーホールで22,000円~38,500円(税込み)の範囲になっています。
ただしコーアクシャルモデルはこのテーブルの対象外となっていて、他店の状況を考えると見積もり次第ではオーバーホールだけで4~5万円にはなってくる可能性もあると思います。
| 時計の種類 | オーバーホール(税込み) | +新品仕上げ(税込み) |
| クオーツ | 22,000円 | 11,000円 |
| 自動巻き(3針) | 22,000円 | 11,000円 |
| 自動巻き スピードマスター | 33,000円 | 11,000円 |
| 手巻き スピードマスター | 38,500円 | 11,000円 |
部品交換が必要な場合は別途見積もりの際に案内があります。部品流通量が少ない限定生産モデルや製造終了から期間が経過しているモデルは、消耗品に加え部品交換の必要が出てくることが多いです。
純正パーツでの交換を行うがゆえですので安心材料になると思いますが、ゼンマイなどの消耗品は汎用部品でもいいのでコストを抑えたい場合には、見積もり時に相談するか、別の店に依頼することも考えた方がいいでしょう。

コーアクシャルムーブメントのうち、新しめのCal.8000や9300は組み立てるのも顕微鏡レベルの大変細かい作業になるので、追加料金が必要になったりメーカー対応になるものも増えてきています。初期コーアクシャルのCal.2500や、ETAベースのムーブメントのCal.3000系であれば対応可能、と言う状況です。
新品仕上げ(外装の研磨)はオーバーホールと別でも受け付けてもらえます。
- 11,000円(ケース・ブレスレット)
公式ページに施工事例が掲載されていますが、磨き専門の職人が在籍しているので、原形を保ったままで施工前後で全く別の時計にみえるほど磨き上げられています。
オーバーホールは内部のリフレッシュですが、外装研磨で外装もリフレッシュしたくなる仕上がりでまた新たな気持ちで使っていけそうですし、購入時のように扱いが丁寧になるかもしれませんね。

オメガ公式の修理サービスの価格は部品交換なしで以下のテーブルになっているので、比べてみると安いと言えそうです。ただし、時計は1本ずつ状態が違うので、最終的には見積もりを取って比べることをおすすめします。
WATCH COMPANYの評判
WATCH COMPANYの評判は良い内容が多いです。
実際に依頼した人達の評価もとても満足していることが感じられ、特に「譲ったことを後悔する仕上がり」なんて、素敵すぎます。
- 新品仕上げのみでも気持ちよく受けてくれた
- 20年間ノーメンテナンスの時計が軽快になり満足
- 言葉が出ない仕上がりで大満足!もっと早くお願いすればよかった
- アンティークの良さを残しつつ実用の要望に応えてくれた
- 本当に丁寧に仕上げてくれて感謝している
- その場で見積もりをだしてくれるし安くて最高
- 譲った父が後悔するほどの仕上がりでお願いしてよかった
関連記事では、評判や口コミについて悪いもの、良いものそれぞれ紹介しています。あわせてご覧ください。

Cien(シエン)
Cien(シエン)は大阪の修理店で、技術責任者として元ロレックス技術者を擁擁しメーカー修理部門出身者、1級時計修理技能士、2級時計修理技能士、時計技術学校卒、技術暦20年以上の技術者、仕上げを専門に行う技術者が修理・メンテナンスを担当してくれます。
ロレックスに限らず幅広いメーカーの腕時計の修理実績もあり、メーカーで使われているような最新の機器や純正の工具なども使いながら、店舗で直接顧客と会話したり今後の使い方に関してアドバイスを行っています。
修理設備・環境も含めた技術力の高さは良い口コミにつながっています。
確かな技術力を持った修理店に依頼したい場合は候補のお店になるでしょう。
Cien(シエン)の料金体系
概算の費用として以下のテーブルが公開されいて、オーバーホールで25,300円~49,500円(税込み)の範囲になっています。
| 時計の種類 | オーバーホール(税込み) | オーバーホール、新品仕上げ |
| クオーツ(クロノグラフ以外) | 25,300円 | 36,300円 |
| クオーツ(クロノグラフ) | 要見積もり | 要見積もり |
| 自動巻き 3針 | 25,300円 | 36,300円 |
| 自動巻き クロノグラフ | 33,000円 | 44,000円 |
| 手巻き クロノグラフ | 38,500円 | 49,500円 |
部品交換が必要な場合は別途見積もりの際に案内があります。部品流通量が少ない限定生産モデルや製造終了から期間が経過しているモデルは、消耗品に加え部品交換の必要が出てくることが多いです。
時計は1本ずつ状態が違うので、最終的には見積もりを取って比べることをおすすめします。
オメガのコーアクシャルムーブメント、自社開発などの特殊機構、アンティークモデルや貴金属使用のモデルでは、追加料金がかかるか見積もりの時によく確認した方がいいでしょう。
支払いにはクレジットカードが使えます。
Cien(シエン)の評判
Cien(シエン)の評判は良い内容が多いです。
実際に依頼した人達の評価もとても充実していることが伝わってきます。「今までに出した分解整備の中では、最も丁寧かつ親切で安い費用」というのは信頼の証とも言えるコメントだと感じます。
- 対応が丁寧で正規より信頼がもてる
- 新品の感動がよみがえる
- 今回も素晴らしい仕上がり、思い入れがあるので次もお願いしたい
- 30年前の動かなくなった思い出の時計がまた動いて感激
- 今までに出した分解整備の中では、最も丁寧かつ親切で安い費用
- コンシェルジュのような雰囲気
- 全国トップレベルの総合力
関連記事では、評判や口コミについて悪いもの、良いものそれぞれ紹介しています。あわせてご覧ください。

リぺスタ
元ロレックス出身の技術者が技術部門を統括している点がセールスポイントになっており、ロレックスの腕時計を中心に修理を行ってきた店になります。
店舗は大阪にあり、1級時計技能士、2級時計技能士、専任の研磨技師が在籍。店舗では直接職人と話しながら修理の方向性について相談することもできるようにしています。
ロレックスの修理が得意ですが、オメガはじめ他のメーカーの修理も対応しています。
メーカーで使われているような最新の機器や純正の工具を揃え、修理環境もこだわりを持って整えられています。
リぺスタの料金体系
概算の費用として以下のテーブルが公開されいて、オーバーホールで25,300円~35,200円(税込み)の範囲になっています。
| 時計の種類 | オーバーホール(税込み) |
| 電池式2針・3針 | 25,300円 |
| 手巻き・自動巻き3針 | 27,500円 |
| 電池式ストップウォッチ付き | 31,800円 |
| 手巻き・自動巻きストップウォッチ付き | 35,200円 |
部品交換が必要な場合は別途見積もりの際に案内があります。
部品流通量が少ない限定生産モデルや製造終了から期間が経過しているモデルは、消耗品に加え部品交換の必要が出てくることが多いです。
オメガのコーアクシャル、自社開発ムーブメントなどの特殊機構、アンティークモデルや貴金属使用のモデルでは、3,300円~19,800円の見積もり追加料金が設定されています。
料金の支払いは銀行振り込みか代金引換のみになっています。クレジットカードは使えないのでご注意ください。
リぺスタの評判
リぺスタの良い評判についてまとめています。技術力を評価する内容が多く書き込まれています。
修理を行う職人とは別に、顧客管理をするセクションがあることもうかがえて、頼んだっきり何も連絡がなくて不安になる心配もなさそうです。リぺスタは見積もりが良心的なレンジと言う印象も持っているので、見積もりも安心して頼めるお店です。
- 違う時計のオーバーホールも頼みたい
- ビビるほど綺麗になって帰ってきた
- 定期的にメールが来て安心して待てる
- 半ば諦めていたが見事に復活
- very nice, highly recommend
- 孫嫁が形見のアンティークを使えている
- 別物かと思ったくらいピカピカ
関連記事では、評判や口コミについて悪いもの、良いものそれぞれ紹介しています。あわせてご覧ください。

OROLOGAIO(オロロジャイオ)
OROLOGAIO(オロロジャイオ)は東京中野にある創業から10年ほど経つ修理工房で、技術責任者として、経験年数が10年以上、15年~30年の時計技師(1級時計修理技能士、2級時計修理技能士)が在籍し、1ヵ月に100~150本のメンテナンスに対応しています。
全国対応の修理店としては規模が小さいため、どうしても受けられる本数に制限が出てきます。
ロレックスに限らず幅広いメーカーの腕時計を修理している実績があります。
また、規模の小ささを部品製作や独自の部品調達ルートによってカバーしていて、地域にも密着、アンティーク時計を含め価値をなるべく落とさない修理で利用者からは定評があります。
電話での照会も受け付けているのは珍しいので、話して状態を説明したい時にはいい候補先になります。お近くの場合は店舗に通い、顔なじみになるのもおすすめです。
OROLOGAIO(オロロジャイオ)の料金体系
概算の費用として以下のテーブルが公開されていて、オーバーホールで17,600円~55,000円(税込み)の範囲になっています。
| 時計の種類 | オーバーホール(税込み) |
| クオーツ(クロノグラフ以外) | 17,600円 |
| クオーツ(クロノグラフ) | 30,800円 |
| オートマチック | 19,800円 |
| コーアクシャル | 30,800円 |
| コーアクシャルクロノグラフ | 55,000円 |
部品交換が必要な場合は別途見積もりの際に案内があります。複雑な機構、特殊機構のモデルは別途追加の料金がかかる場合があります。
特に部品流通量が少ない限定生産モデルや、製造終了から期間が経過しているモデルは、消耗品に加え部品交換の必要が出てくることが多いので、見積もりの際に確認しましょう。
唯一弱点なのは、店舗でも郵送でもクレジットカードでの支払いができないことです。
OROLOGAIO(オロロジャイオ)の評判
OROLOGAIO(オロロジャイオ)の良い評判は以下のような内容になっています。
修理店と言うよりは工房という規模の店なので、顧客との距離も近く、顔が見える修理が行えるところは良い評判につながっていると感じます。パーツ入手の面では規模の大きな店と比べると不利な場面もあるかもしれませんが、職人がパーツを製作してアンティークの時計を修理するなど、別の強みでカバーがされています。
もう動かないかも・・・と諦めているアンティークがあれば一度見積もりを取ってみてはいかがでしょうか。
- ピカピカになって、やってよかった
- いい音奏でてる
- 帰ってきた時計を見て感動した
- 思い出の時計も復活してとても嬉しい
- 他社の半額近い価格で対応頂けた
- 次回もお願いしたい
- コーアクシャルをまた使えるようにしてもらった
関連記事では、評判や口コミについて悪いもの、良いものそれぞれ紹介しています。あわせてご覧ください。

WATCH HOSPITAL(ウォッチホスピタル)
WATCH HOSPITAL(ウォッチホスピタル)は、東京銀座、新宿、神田、上野に店舗を構える修理店で、全国からの修理依頼に対応しています。
技術責任者は1級時計修理技能士をはじめ、各店舗に時計修理技能士を100%配置しているので、その場で時計の状態を確認したり、電池交換などが行える態勢を整えています。
ロレックスやオメガはもちろん、個人・法人から年間20,000本以上の時計修理を請け負っているため、幅広いメーカーの腕時計を修理している実績があります。
修理本数の多さは修理したことがある時計が多さ、修理ができる時計の範囲の広さにつながりやすいため、「経験豊富な店に頼みたい」と思っているなら検討候補にしてみてください。
WATCH HOSPITAL(ウォッチホスピタル)の料金体系
概算の費用として以下のテーブルが公開されいて、オーバーホールで19,800円~66,000円(税込み)の範囲になっています。
| 時計の種類 | オーバーホール(税込み) |
| クオーツ | 19,800円 |
| 手巻き | 22,000円 |
| 自動巻き | 22,000円 |
| 自動巻き(古いモデル) | 33,000円 |
| 自動巻き クロノグラフ | 33,000円 |
| 手巻き クロノグラフ | 38,500円 |
| クロノグラフ(日付6時位置) | 44,000円 |
| 自動巻き(Cal.2500) | 33,000円 |
| 自動巻き(Cal.8500) | 38,500円 |
| クロノグラフ(Cal.3313、3330) | 55,000円 |
| クロノグラフ(Cal.9300) | 66,000円 |
※デビル プッシュ式リューズタイプ、スピードマスター X-33、シーマスター デジタル マルチファンクション クォーツ、その他モデルのパーペチュアルカレンダーは電池交換のみ
オメガのコーアクシャルムーブメントであるCal.2500などの料金は別体系になっていて、33,000円~となっており、Cal.9300は66,000円(税込み)です。
再度組み立てるのも顕微鏡レベルの大変細かい作業になるので、追加料金がかかってくる状況です。ただ、事前に分かっていれば安心感はありますし、正規サービスよりは低い金額に抑えられています。
また、新規向けの割引キャンペーンやリピーター向けのクーポン配布なども行っていますので、も見積もりを取る前に公式サイトも確認するといいでしょう。
WATCH HOSPITAL(ウォッチホスピタル)の評判
ALLU WATCH REPAIRの評判はいい内容が多く安心です。
修理実績が多いことが高い満足感、安心して頼める敷居の低さ、仕上がりへの良い評判として表れているので、初めてオーバーホールに出すのに迷うけどコストも心配、という場合には見積もりを取る先としておすすめできます。
- 新品のような外観で、傷一つない仕上がりに感動
- スタッフの言葉遣いが丁寧で好感
- 次回もリピート確定
- 見積もりより安く仕上げてもらった
- 数ある時計修理屋さんで最も信頼している
- 思ったよりもリーズナブルで本体も綺麗に
- 初めてのオーバーホールでも満足
関連記事では、評判や口コミについて悪いもの、良いものそれぞれ紹介しています。あわせてご覧ください。

オメガオーバーホールの正規サービスは代金が高騰
オメガの正規カスタマーサービスの修理代金は、技術の高度化や使用部品の独自化・小型が進んだ結果、オメガ自体がメンテナンス環境を刷新するために設備投資を行っていることも背景です。
修理代金はどんどん高騰しており、値上げ幅が過去に例のないほど大きくなっているので、業界の関係者も驚いているほど。
オメガはもともと良心的な価格設定で、その精神はまだ受け継がれていると言えますが、時計本体の値上げに加え、メンテナンス料金も上がっていることは知っておく必要があります。
(参考)オメガのコンプリートメンテナンスサービス料金
オメガの正規修理サービスには、
- コンプリートメンテナンスサービス:オーバーホールを中心とした部品交換、研磨まで込みの総合メンテナンスサービス
- ベーシックパーシャルサービス:ムーブメント以外の箇所の不具合箇所の他、オーバーホールを必要としない一定の作業をパッケージ化したメンテナンスサービス
- パーシャルサービス:文字盤や針、ケースなどの部分的なメンテナンス
があります。
コンプリートメンテナンスサービスは以下のテーブルになっているので、料金と比べると正規よりは修理店の方が安くなることが多いと言えそうです。
コンプリートメンテナンスサービスでは、通常交換する消耗品の交換や、特別な手当てを必要としない部品交換、ライトポリッシュの仕上げは料金に含まれています。
依頼内容によっては、修理店に+αするようなイメージで修理を依頼できる可能性もありますが、時計は1本ずつ状態が違うためほとんどのケースでは部品交換代金が必要になり、古いモデルの部品がないために本国(スイス)送りになってしまうと納期が長期化したり、工賃が跳ね上がる場合もあります。最終的には見積もりを取って比べることをおすすめします。
「メカニカル」は機械式時計のことです。
<コンプリートメンテナンスサービステーブル>
| 時計の種類 | 非貴金属素材 | 貴金属素材 |
| クオーツ(クロノグラフ以外) | 86,900円 | 104,500円 |
| クオーツ(クロノグラフ) | 104,500円 | 139,700円 |
| メカニカル(クロノグラフ以外) | 122,100円 | 139,700円 |
| メカニカル(クロノグラフ) | 157,300円 | 192,500円 |
| 特殊キャリバー | 149,600円~ | – |
| 修復(メカニカル) | 448,000円~ | – |
<ベーシックパーシャルサービステーブル>
| 時計の種類 | サービス料金(税込み) |
| シンプル(クロノグラフ以外) | 34,650円 |
| クロノグラフ | 43,450円 |
| 電池交換のみ | 5,500円 |
正規修理を頼むのはどんな時?
以下の場合には、正規修理を頼む方がいいように考えています。
多くの時計修理店では、修理設備や検査装置の制約があり、本サイトが知る限りですが最大で10気圧の防水検査まで行える店舗があります。
その他の店舗では、希望すれば5気圧まで、一般的な修理後の検査としては3気圧までの防水検査になっています。
3気圧は30m防水(=生活防水)なので、日常の利用シーンでは特別困ることはない範囲ですが、
オメガの場合、特にプラネットオーシャン ウルトラディープやダイバー300M、アクアテラ150M、シーマスター300など、防水性能がセールスポイントになっているシーマスターシリーズがあるため、
こうしたモデルの防水性能を保ちたい場合には、修理店よりも正規カスタマーサービスに出す方がいいでしょう。

とはいえ毎回正規サービスに出すのは金銭的に厳しい場合には、2回または3回に1回くらいの頻度で利用するくらいでも十分なことも多いです。
防水性能自体はどうしても劣化していくものなので、販売時点のプレミアムだと割り切ってコスパのいい修理店を利用し続けても日常の利用においては特に問題ありません。
防水性能は決して万能ではなく、リューズやプッシュボタン、ヘリウムエスケープバルブなどのケース接触部分から水分や湿気が侵入することで、内部の錆につながっていきます。
防水性能を過信してジャバジャバ海水浴、入浴、多湿の環境、汗などに無頓着になるのはよくないので、水分のふき取りや保管方法に気を付けた方が寿命が延びるでしょう。

正規サービスに関する解説記事も掲載しています。

オメガオーバーホールにまつわるよくある質問

オーバーホールに出したことがない場合や、最近の値上がりを見て購入や修理に出すのをためらっている人も多いと思いますが、放っておくと後悔しやすいのでメンテナンスを怠らないようにしましょう。
Q1.オメガのオーバーホールは正規店だと高いですか?
オメガ腕時計は比較的リーズナブルな価格帯も魅力でしたが、本体価格は技術の進歩もあり値上がりしています。修理も同じく値上がりしているので、正規サービスの修理サービス価格も上昇しました。
正規サービス=高いというイメージは仕方ないですが、時計の性能や品質を重視するなら正規サービス利用も視野に入れた方がいいでしょう。
Q2.オメガのオーバーホールの相場はいくらですか?
オーバーホールだけであれば修理業者の相場は代おおよそ2万円~4万円(モデルによる)、正規カスタマーサービスでは7万円~13万円(モデルによる)となっています。
消耗品の交換や修理が必要な場合、部品の費用も必要になるのでさらに費用が上乗せされると思っていた方がよく、修理するモデルや修理内容にもよりますが、オーバーホールは消耗品の交換も含めて6万円~10万円の範囲に収まるくらいと考えておけばいいでしょう。
Q3.オメガの時計は何年くらい使えますか?
メンテナンスを続ければ「一生もの」の時計です。メーカーの部品保有期間は製造終了後10年間となっています。古いモデルの場合、メーカーに部品がなくなると正規修理を受けられないことも出てきますが、汎用のジェネリックパーツ等を使ってメンテナンスをしている修理業者もあります。
Q4.オメガのオーバーホールは何年ごとにするべきですか?
使用条件、環境に左右されます。決まった頻度はありませんが、クロノグラフであれば3年~5年に1度、クロノグラフでなければ4年~6年に1度は様子を見る意味で一度メンテナンスに出す方が長持ちするでしょう。
コーアクシャルはメンテナンス頻度が1、2年は伸びますが、コーアクシャルだからとどんなに放置しても10年に1度メンテナンスに出した方が、結果的にお財布にも優しくなります。
オメガオーバーホールの全国対応店舗まとめ

オメガオーバーホール先を選ぶときに参考になる「全国対応のおすすめ修理店」について掲載しました。
防水性のの高いモデルであっても過信は禁物です。時計をつけている以上、体温や汗でわずかな湿気が中に入ってしまうのは避けられないので、メンテナンスせずに何年も放置すると消耗品の交換だけでなくパーツ交換が必要になるなど、「早めにメンテナンスしておけばよかった」と後悔することになりやすいです。
そうなる前に正規サービスか評判の良い全国対応の修理店に一度メンテナンスを依頼しておくのが長持ちさせる秘訣です。
定期的なメンテナンスは時計の寿命を延ばすのはもちろん、時計の見た目をキレイに保ち、購入時の気持ちにリセットされ丁寧に扱うようになるので、見た目や中身の劣化を防ぐことにつながります。
もし近くに腕のいい修理店がない場合には、全国対応のお店への依頼がおすすめです。正規サービスよりもリーズナブルでかつ高品質な修理サービスが受けることができ、オメガとの1秒1秒をより豊かで思い出深いものにしてくれるはずです。
記事で紹介したお店の関連記事をあわせてご覧ください。

