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オメガの並行輸入品を購入したことはありますか?
(並行輸入品とは:消費者庁のページ)
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など人気のモデルの中から欲しいモデルを決めいざ買おうとしたときに、正規品と並行輸入品のどっちを買おうか悩むと思います。なんとなく正規品の方が安心だと感じてしまう人が大半ではないでしょうか。
かく言う著者自身も、昔銀座のオメガショップで売られているオメガを「正規品」と思って購入したことがあります。いくつもオメガショップや時計売り場を回ったわけでもなかったので、値段の違和感も感じませんでした。
それからしばらくして、ギャランティカードの状況から購入した時計は並行輸入品だったと気づくことに。
並行輸入品って正規品と何か違うの?オメガの時計じゃないわけないよね?(あくまで10年以上昔の体験談です。現在の取り扱いは直接店舗でご確認ください。)
オメガショップで買えば正規品を買えると思っていただけに、知った時には多少動揺してしまい、特別な贈り物として渡してくれた相手に伝えるべきか、めちゃくちゃ悩みました。
ですが、最終的には購入したのが「正真正銘オメガの腕時計」だと分かり、何とか気持ちが落ち着き、贈ってくれた相手にも別に言っても言わなくてもどっちでもいいことだと思うことができ、一件落着しました。
自分が購入したのが並行輸入品だったから言うわけではありませんが、
新品の前提で考えると正規品と並行輸入品は時計としてはまったく同じもので、並行輸入品は違法でも偽物でもないということを理解している人は少なく、並行輸入品に対して間違った認識をしている場合が多いです。
オメガは他のブランドに比べるとリーズナブルな価格帯とはいえ、決して安いわけではなく、値上がりしていることもあり購入の敷居はどんどん上がっています。
安くない金額を払って購入するのですから、正規品と並行輸入品に関する正しい理解をして選択肢を広げ、どちらを購入してもいいように心の準備をしておいた方がいいと思います。
この記事では、並行輸入品と正規品の違いを解説し、実はメリットが多い並行輸入品に関する理解を深められるよう、情報を整理して掲載しています。
それでは記事をご覧下さい。
オメガの並行輸入品と正規品の3つの違いを解説
オメガの腕時計を買おう!と決めて探し始めると、購入する店にはいくつかの選択肢があることが分かります。
- 直営店(オメガブティック)
- 正規販売店(オメガショップ、百貨店のテナント、腕時計専門店などを含む)
- 大型の家電量販店内の時計売り場
- WEB上の販売店
などです。インターネットで検索しても、数えきれないほどの店舗が販売サイトを運営していて、どこでも買えると言っていい状況です。
直営店のオメガブティックと正規販売店のオメガショップについては関連記事で解説していますのでご覧ください。
販売されている腕時計は、正規品の場合もあれば、並行輸入品の場合もあります。
正規品は直営店と正規販売店でしか買えない
正規品は直営店(オメガブティック)や正規販売店(オメガショップ)でしか購入することはできません。ただ、著者が購入した時計がそうであったように、正規販売店でも並行輸入品を扱っている場合があります。(取り扱い状況は直接販売店にご確認下さい。)
直営店や正規販売店以外の店では正規品と並行輸入品が混在
大型の家電量販店内の時計売り場や、WEB上の販売店の多くは並行輸入品を中心に取り扱っており、一部正規品を扱う場合もあります。正規販売店と値段が違うケースや、同じ店にある腕時計なのに値段が違っているケースなど、なぜだろうと感じたことがあるかもしれません。
前置きが長くなりましたが、オメガの新品の時計を例に、正規品と並行輸入品の違いを3つ解説します。
1.流通ルートと価格の違い
違いの元になっているのが流通ルートです。ただ、読めばわかる通りどちらもオメガの腕時計である点は同じです。
正規品の流通ルート
正規品というと、それ以外は非正規品のように聞こえてしまうのが誤解の元ですが、正規のルートとしてメーカーから直接仕入れられ、メーカーと一体になって販売されているのが正規品の流通ルートになります。
正規店で販売されている正規品は、モデルが同じであれば同じ価格になっています。
定価販売の義務があるので、店によって価格を変えることはできず、個別にセールや値引きなども出来ません。
その代わりに、広い店舗で高級そうな商談スペースやぶ厚いカタログなどがもらえたり、高額な時計を買うなりの接客サービスがついてきます。
並行輸入品の流通ルート
並行輸入品は、メーカーから直接ではなく、海外の正規店や海外の正規店から仕入れを行っている卸業者を経由して入ってきた商品です。
海外であっても正規店から仕入れた商品なので、こちらも品物自体は正規品です。並行輸入品の購入は、「正規店(海外)で販売されているオメガを日本で買う」ことだと説明できます。
実態としては、メーカーが販売代理店契約を結んだ契約店と区別するために別の呼び名になっている状態と言えます。いわば、海外正規品です。
並行輸入店が海外の正規店や卸業者から商品を輸入できるのは、大口の仕入れを定期的にしてくれる業者として、日ごろの取引や在庫の調整などの目的で定価よりも安く商品を融通してもらえるよう、個別に商品購入(輸入)の契約を結んでいるからです。
この流通ルートの要因で並行輸入店は定価よりも安く販売できますが、輸入しているので為替レートの影響をうけます。円安の場合は、仕入れの支払代金が増えるので販売時点の価格はそこまで安くなりにくい、という状況になります。
とはいえ定価よりは安いため、並行輸入品の方が購入しやすい価格であることに変わりありません。投資対象にもなるほど需要が大きく供給を上回っているロレックスとは違い、オメガの場合、アンティークや限定生産のモデルなどでなければ並行輸入品が国内正規品の定価を上回って販売されることは稀です。
店や品ぞろえの違い
正規店はブランドイメージを損なわないことも義務として担っているので、気軽には入りづらい敷居の高さを感じる雰囲気が作られています。
時間のある時にじっくりオメガの時計を見に行く場になっているとも言え、高級そうな椅子に座ってピカピカに磨き上げられたオメガを前に、手袋をはめた黒服の店員からじっくり説明されるのが苦手な場合は足が遠のくかもしれません。
また、メーカーが生産を終了したモデルは入荷しないので、古い型のモデルは基本的には店舗に並びません。
一方で並行輸入店は、正規店よりは気軽に入店しやすい雰囲気を感じるでしょう。高級感を感じる店舗はもちろんありますが、他の時計ショップの延長のような店舗もあり、入店するまで高級腕時計の並行輸入店だと気づかなかったこともあります。
並行輸入店は新品から中古まで様々なモデルを扱っているため、メーカーが生産終了したモデルも販売されていることがあります。そのせいもあってか、スタッフの方の知識も豊富で幅も広く、オメガ以外の腕時計に関する話もたくさん聞くことができます。
店によっては、1970年代以前に製造されたようなアンティークの時計にもお目にかかれるかもしれません。
アフターサービスやメンテナンスの違い
オメガは買っておしまいではなく、定期的にメンテナンスをすることが長く使用するうえで不可欠になっています。
アフターサービスやメンテナンスの違いはどうなっているのか、解説していきます。
正規品は、正規カスタマーサービスを受けることができます。購入した正規店に持ち込めば、自動的に正規のメンテナンスルートに乗ることになるので安心感は大きいでしょう。購入した時計には5年間の保証がつき、メンテナンスに対しても2年間の保証がついています。
その代わりに、コスト面はだいぶ負担が大きくなってきています。正規のカスタマーサービスは故障を予防する観点で、オーバーホールのタイミングでどんどん部品を交換していきます。
正規サービスなので、アンティークのモデルでもない限りは部品がないことはほとんどありませんが、オーバーホールの度に10万円はくだらない費用がかかることになります。
並行輸入品は、海外の正規品のため当然正規カスタマーサービスを受けることができ、正規品と価格も変わりません。「並行差別」と言われるメンテナンス時の二重価格設定などはないので、安心できるでしょう。
メンテナンス時の違いとしては、並行輸入品は正規品と違い、既に卸業者や並行輸入店が正規店(海外)から購入しているので、購入時の保証書には購入者の情報が既に記入されています。
つまり、購入時の5年保証は、その時点からカウントがスタートしているということになります。ですので、その差分を埋めてくれる独自の保証をつけてくれる並行輸入店で購入することが重要です。
また、並行輸入店は独自にアフターサービスを提供している場合があります。並行輸入店はオメガ以外にも多くの時計を扱っているので、購入後の満足度を上げるため各メーカーの正規サービスはもちろん、店舗が独自に提携している修理工房を利用したメンテナンスサービスを提供してしてくれることもあります。
店によっては、関連記事で紹介しているような腕利きの修理店などと提携しながら購入者にサービスを提供している場合もあるので、どのようなアフターサービスがあるのか、購入前に確認するといいでしょう。
数年に1度とは言え、毎回正規サービスを使う前提だとコストもかさみますので、アフターサービスにも力を入れるなど信頼のおける並行輸入店で購入することも重要なポイントだと言えます。
オメガの並行輸入品購入のメリット、デメリット
ここまでの内容で並行輸入品に関する理解もだいぶ深まってきたと思います。並行輸入品を購入するメリットついてまとめてみましょう。
同じサービスが受けられるのに価格が安い
並行輸入品は海外の正規品で、国内正規品と同じ時計でありながら販売価格が安く、国内正規品と同じ値段で正規カスタマーサービスを受けることができます。
国内正規品:メーカー定価 913,000円(税込み)
並行輸入品:販売価格 758,000円(税込み)※並行輸入店により価格は異なります。
価格差:▲155,000円
国内正規品:メーカー定価 1,078,000円(税込み)
並行輸入品:販売価格 847,000円(税込み)※並行輸入店により価格は異なります。
価格差:▲231,000円
オーバーホールだけなら、正規サービスでは1~2回分相当、民間の修理業者を利用すると3~4回分に相当する金額差があり、なかなか見過ごせない差になっているのではないでしょうか。
丁寧に使っていけば、手放すまでに定価を上回ることなく使用することもできそうです。
並行輸入店で購入すると買取面でもメリットがあります。購入した並行輸入店で売却すれば「買戻し」の状態になり、自社で仕入れた時計としてメンテナンスの状況も把握できているなどの要素を加味して査定額が高く設定される傾向があります。
メーカーも「認定中古品」として買い取りを強化していますが、状態が優先されるので査定価格が高くなるかは分かりません。
オメガの並行輸入品購入のデメリット
並行輸入品のデメリットは、並行輸入店や卸業者が海外正規店から購入した時点で保証が開始されている点でしょう。
並行輸入店や卸業者が海外正規店から購入した時計でも保証自体は有効で、保証カードも付属しますが、期間は5年よりも短くなる場合があります。
説明書等がある場合、元々販売された国の言語で書かれている場合がありますが、オメガの場合は製品仕様書がWEBで公開され、ユーザーマニュアルも多言語版が公式サイトからダウンロードできるようになっているので、日本語で内容を確認することができます。
保証カードは
- 正規品は2枚
- 並行輸入品は3枚
といった差はありますが、その程度の差しかありませんのであまり気にならないでしょう。
オメガ以外のメーカー、例えば、
といった、正規品優遇、並行差別のような措置もありません。
並行輸入品は違法?
並行輸入品の購入を迷う理由やデメリットにとらえられやすい要素として、「正規の流通ルートでない=違法ではないか、偽物が混じるのではないか」と言った心配があることも事実です。
まず、並行輸入は違法ではありません。並行輸入が商標権侵害とならない要件が明示されていますし、要件を満たす並行輸入は「真正商品の並行輸入」で原則商標権侵害には当たらないことが確認されています。
- 輸入商品に付された商標が、輸入元の国における商標権者等によって適法に付されたものである
- 輸入元の国の商標権者と日本の商標権者が同一、または法律的/経済的に同一人と言える関係がある
- 輸入商品と日本の真正商品との品質に実質的な差異がない
その証拠に、海外旅行客は、並行輸入品価格+円安で自国で買うよりも半額近く安く購入できる日本の並行輸入品を買いあさっています。
かつての円高時代に、日本人が海外でブランド品をこぞって購入したのと同じ現象で、同じ品物が海外で買った方が安いわけですから、真正のメーカー品という安心があれば安い方に流れるのは自然なことです。
並行輸入品は偽物が混じる?
ここまで解説した内容は新品の商品が前提なので、中古品の場合は少し話が変わります。中古品の場合はどういった経路をたどってきたのか詳細に確認することはほぼ不可能です。
並行輸入品で、しかも中古品の場合は、偽物やスーパーコピー品の可能性を少しは考えてもいいかもしれません。
ただ、素人が見ても偽物やスーパーコピーを見分けられないと思うので、並行輸入店の目利き力が重要になってきます。
並行輸入店が偽物を扱っているとなれば、たちまち客が離れ営業に大きな影響が出るので、並行輸入店にとっては、正規でも並行輸入でも、真正なメーカー品を扱うことが最も効率の良い集客方法になっています。
どんな事情があったとしても、偽物やスーパーコピーは販売した店が責任を問われる以上、取引先や仕入れルートには細心の注意が払われていると思って大丈夫です。
百貨店であれ家電量販店であれ時計専門店であれ、信頼できる並行輸入店を選ぶ必要があります。
オメガの正規品購入のメリット、デメリット
オメガの正規品購入のメリットについても掲載しておきましょう。
特別な時間を過ごせて5年間の保証で安心
正規品を扱うオメガの正規店で時計を購入するというのは、普段経験することの少ない特別なイベントだと思います。
- 敷居が高く、店内にほぼ人がいない店に足を踏み入れ、まるで自分のために営業しているように錯覚するほど静かで落ち着いた店内。
- ピカピカに磨かれたオメガの最新モデルや限定生産モデルが目の前に並び、どの時計が合うかを自分が買うかのように真剣に悩んで一緒に考えてくれるオメガのスタッフの皆さん。
- 購入する時計を決め店舗の台帳に自分の名前が記載されていく時の、ただ時計を買うための伝票処理ではない、オメガを手にするための儀式を通過しオメガの所有者として正式に自分の名前が刻まれたという高揚感。
- オメガのショッピングバッグを持ち、普段より人に見られているような気がして足早に家に帰り、時計を初めてオメガの箱から出す時の感動。
オメガと契約を結び、ともに歩んでいくことを固く誓ったかのような・・・そんな買い物は人生でそう多くはありませんから、きっと忘れることはないでしょう。
一生に刻まれるイベントとしての特別感に加え、現在では5年間の保証を受けることができますので、万一不具合があっても保証期間内であれば無償で修理してもらえます。
オメガの正規品購入のデメリット
現実に引き戻されるような話ですが、正規品のデメリットがあるとすればやはりコストだと思います。
他のスイス産機械式時計と比べればまだ良心的とはいえ、円安の影響も重なってオメガの値段はこの10年間で倍近くにまで上がっていて、昔を知る人は皆その値上がり幅に驚いている状況。
もちろん、価格だけが値上がりしたわけではなく、オメガの腕時計に注ぎ込まれる技術が大幅に進化しているのですが、自分へのご褒美だとしても奮発しにくい価格帯になり始めています。
時計自体の価格だけでなく、オーバーホールなどメンテナンスの料金も大きく値上がりしているので、購入後のメンテナンスも考えると二の足を踏んでしまう人も多いことでしょう。
今後は、正規店へのこだわりがそこまでないのであれば、信頼できる並行輸入店も選択肢に入れていく方がオメガ購入の可能性がなくならずに済むと思います。
あなたのオメガ購入を特別なイベントにしてくれる並行輸入店があるかもしれませんので、ぜひ探してみて下さい。
オメガの最新技術が詰まった自社ムーブメント「コーアクシャル」に関しては関連記事をご覧下さい。
オメガの並行輸入品を買う時に気を付けたいポイント
並行輸入品のオメガを購入した者として、並行輸入品を購入する時に気を付けたいポイントをいくつかお伝えしたいと思います。
店舗運営実績が長い店を選ぶ
並行輸入店は海外の輸入元の正規店と信頼関係が築けないと安定的に海外の正規品を輸入することができませんし、これまで購入した人からの信頼がないとリピーターや新規購入者が増えず、経営が行き詰ってしまいます。
ですので、並行輸入品の取り扱い暦や店舗運営実績が長い店を選ぶのが最も分かりやすい選び方になります。
オメガブティック(旧オメガショップ銀座並木通り店)は1996年に日本初の「OMEGA(オメガ)専門店」としてオープンした店で、2026年で30周年を迎えます。著者が購入した時点でも、10年以上は経っていました。現在はオメガブティックとして直営店と統合されていますが、著者が購入した当時のオメガショップは直営店や正規販売代理店ではなく、並行輸入店だったのかもしれません。
そんなことも調べずに「銀座のスイス時計専門店通りに軒を連ねるオメガ」というだけで店を決めて購入してもらったオメガ。今でも大切に使っています。
実店舗を構えている
実店舗がある並行輸入店の利点は、何と言っても時計実物を手に取って確認できることです。
インターネットのオンラインショップが全て粗悪とまでは言いませんが、画像と文字だけの説明や値段だけを頼りにオメガの購入を決断できる人はそう多くないはずです。
購入しておしまいではないので、アフターサービスやスタッフとの相性、何よりオメガや他の機械式時計のオーナーでありオメガが好きなスタッフがいる店であることが、トータルで見た時に安心かつオメガを所有し続けるうえでの満足度が上がります。
オンラインの販売だけではなく店舗でも販売していて、自分が見に行ける店で購入するのがおすすめです。
独自の保証やアフターサービスを提供している
何度か「売っておしまいではない」と記載してきましたが、購入者とは長い付き合いになります。オーバーホールはもちろん、ちょっとした不具合の相談など、販売店を頼る機会は意外に多いです。
その前提でアフターサービスやオメガの保証と同じ程度の保証を付けていない店は、ちょっと信用ができないかもしれない、感じざるを得ません。
長く運営している並行輸入店は、メーカー以外にもメンテナンスを依頼できる提携先があったり、メンテナンスを外注している場合があります。
店舗に持ち込まれる時計の修理・メンテナンスを全てメーカーに出していては正規店と差別化できませんし、修理やメンテナンスに問題のある修理店と付き合っていては購入者の満足度を上げていくことが難しくなります。
そのため、腕利きの工房や修理店と提携し、こまめなメンテナンス機会を低コストで提供するための態勢を整えていた方が、購入者からの信頼を獲得しやすくなるというわけです。
安心して購入してもらい、満足を感じるようなオーバーホールを提供し、感謝したくなる品質の修理をする。この購入者対応がしっかりできている店なら自然と評判になり、購入者が安心してオメガを所有し続けられるようなアフターサービスがある店だと言えるでしょう。
FAQ
Q.オメガの正規品と並行輸入の違いは何ですか?
オメガと正規販売のライセンス契約を結んでいる店で販売されるのが正規品で、海外のオメガ正規店と取引契約を結んでいる店で販売されるのが並行輸入品です。どちらも真正なオメガの腕時計です。
Q.オメガは並行差別がありますか?
オメガでは並行差別と呼ばれるような並行輸入品のメンテナンス価格差などはありません。
Q.オメガを正規店で買うメリットは?
自分が購入した時から5年間の保証が受けられる点です。オメガブランドを背負う正規店の接客が受けられる点も特別な体験でありメリットだと言えます。
Q.並行輸入品と正規品の違いは何ですか?
どこの国向けに卸されたかの違いが出ます。時計自体には特に違いはなく、同じ商品です。
オメガの並行輸入品と正規品の違いとメリットの大きさまとめ
並行輸入品のことを正しく理解していれば、オメガの購入先の選択肢がずっと広くなります。今まで正規品以外はオメガじゃないと思っていたとしても、今日からは時計売り場を見る目が変わるはずです。
正規品、並行輸入品、それを扱う店に関して、自分が求めるものをしっかり把握して、オメガとの付き合いを楽しんで頂ければ嬉しいです。
正規品と並行輸入品の違い
- 流通ルートやどの国に向けて卸されたかが異なるが新品の場合時計自体は同じもの
- オメガの場合はどちらでも正規サービスが同じ値段で受けられる
- 並行輸入品は偽物でも違法でもない
- 保証期間は正規品は5年間、並行輸入品は5年より短い場合もあり得る
- 中古品の場合は信頼できる並行輸入店を選ぶのが重要
並行輸入品購入のメリット
- 同じオメガなのに定価よりも安く購入することができる
- 並行輸入店独自のセールやクーポンなど値引きがある店も存在
- 正規サービスの他、低コストで質の高いアフターサービスの提供がある店も
- 手放す時も同じ店なら状態を把握しやすいため査定価格が高くなる可能性がある
最後までお読みいただきありがとうございました。